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ウッディ・アレン監督
投稿者:
Yoshi
投稿日:2009年 7月 8日(水)04時58分15秒
それでも恋するバルセロナ
を観る。
アレンの21世紀ベスト
。
久しぶりにロマンティック・コメディを堪能。
バルセロナという情熱的な土地を舞台に、
繰り広げられる恋愛模様が単純にとても楽しい。
恋をすることで自分の知らなかった一面が顔を出す…という
基本的な楽しさが前半を引っ張り、
「愛を定義」することなどにに興味を見せない大胆さが
後半を楽しくかき乱している。
全体を包み込む奇妙な恋愛のコクは…もうどう考えてもアレンならでは。
メインの4人が皆見事な演技を見せている。
アレンが全員に愛情を注いでいることが手にとるように分かる。
アレンは…バルセロナとの相性はロンドンよりも良いのでは?
>狸乱子さん
初めまして。そしていらっしゃいませ。初書き込み、ありがとうございます。
FYC Boardへの書き込みも、どうもありがとうございます。嬉しいです〜。
映画感想は…まあ、好き勝手書いているだけなので
参考になるかどうかは常々自分で疑問に思ってるんですが、
そう言って頂けると、やっぱり嬉しい気分になります。
『その土曜日、7時58分』は良く出来たスリラーですよね。
強盗計画自体は練られたものではありませんが、
そこにある人間ドラマが濃厚で、クラクラ…。
演出も巧いですが、役者の力によるところも大きいでしょうかね。
アルバート・フィニーは…毎度毎度余裕たっぷり。
この映画でも話を引き締める名パフォーマンスだったと思います。
『それでも恋するバルセロナ』のペネロペ・クルスは魅力的でした。
今回つくづく思ったのですが、この人は絶対にスペインで
作品を撮った方が輝きますね。近年の絶好調はどこまで続くでしょうか。
ではでは、これからもどうぞよろしくお願いします…。
プラネット映画賞など
投稿者:
狸乱子
投稿日:2009年 7月 5日(日)15時52分5秒
プラネット映画賞のFYC Boardへの書込み致しました。
はじめましてのご挨拶をさせて頂きます。
Yoshi さんの映画感想、常々参考にさせて頂いております。
ホラー系、バイオレンス系は苦手なので絶対見ないな〜、と
思うものもYoshiさんの “気になる一言” に負けて見て、見て良かった!
というものが沢山あります。
※ミスト、イースタン・プロミス等々…これからもよろしくご指導ください。
映画館で見損なっていたモノのDVDが最近続々リリースとなって
『BUNK JOB』と『その土曜日、7時58分』を見ました。
両方ともサスペンスを堪能出来ましたが、その土曜日〜の方が特に
面白かったです。
導入部分の醜悪とも見える夫婦の営みのシーンも見終わった後に
考えるとシーモア・ホフマンの屈折した劣等感を観客に見せていたの
かな?と思いました。
ホフマン一人だと巧すぎてイヤミにも感じられるのですが父親役の
アルバート・フィニーとのからみが良かったです。アルバート・フィニーは
年とってからも良い映画に沢山出ていて幸せな俳優さんですね。
一番最近映画館で見たものは『それでも恋するバルセロナ』です。
6/27公開ですからプラネット映画賞のノミネートぎりぎりですね〜
それでも、ペネロペは外せない!と思います。
出てくるだけで問題を起こすような爆弾女だけど、自分をぶつけてみたい
ような欲求にも駆られる大きな魅力を持っていました。
アパルーサの決闘
投稿者:
Yoshi
投稿日:2009年 7月 1日(水)06時39分47秒
編集済
を観る。監督はエド・ハリス。難あれど、楽しんで観られた。
極めてストレートな西部劇。ヘタな小細工一切なし。
小さくまとめ過ぎてもいるけれど、直球勝負の作りがかえって新鮮に映った。
何と言っても、エド・ハリスとヴィゴ・モーテンセンが
西部の風景に溶け込んでいる様を眺める楽しみがたっぷり。
特にモーテンセンの佇まいが好きだわー。醸し出す空気が男臭くもオシャレ。
ふたりとも喋らない場面の方が魅力的。
問題は女で、ハリスが惚れてしまう女の描き込みが
ただの尻軽にしか見えないのが、イライラ…。
演じるレニー・ゼルウィガーは、ファムファタール的要素のあるこの役柄には
おたふく顔が災いして、全くフィットせず。
おかげで「仕事は一流、でも惚れた女には弱い」という
ハリスが感じている(らしい)男のロマンが陳腐に映る。
ゼルウィガーとモーテンセンがハリスを
取り合っているように見えるのもちょっとね…。
第13回プラネット映画賞のノミネーション投票の受付がスタートしました。
引き続きFYC Boardもご利用下さいませ。
皆様のご参加、お待ちしております…。
>CPAさん
FYC Boardへの書き込み、どうもありがとうございます。
いちばん最初の書き込みは躊躇われる方が多いので有難いです。
『スラムドッグ$ミリオネア』は楽しい映画でした。
描かれる現実は過酷なんですが、
それを上回って余りあるエネルギーが感じられるからだと思います。
こういう小さいけれどパワフルな作品が
注目を集めるのは良いことだと思いますね。
今年の上半期のベストは何かなー。
パッと思いつくのはCPAさんと同じく『ミルク』と『グラン・トリノ』かも…。
あぁ、でも『チェンジリング』『スター・トレック』や『レスラー』
『それでも恋するバルセロナ』あたりも
年間トップに立ってもおかしくない面白さだったなぁ。
オスカーのルール変更は…あぁ、確かに監督賞の価値が上がりそうですよね。
名誉賞は…多分受賞者は授賞式にも呼ばれるのではないかなぁ。
ただ、この部門はスピーチがあっても良いと思います。ちょっと残念。
>pytti pannaさん
『愛を読むひと』のケイト・ウィンスレットは、
決して好感度の高い人物を演じているわけではないのに、
妙に惹きつけられるものがありましたね。
おっしゃるように「生き物としての肉感」という部分に
説得力があったからだと思います。
「ミヒャエル」に関しては…原作の邦訳がそうなのではないかと思ったら
調べてみたら、邦訳も「ミヒャエル」なんですね…。
英語で撮られているから、それに合わせたんでしょうねぇ。
『扉をたたく人』は僕も気になっています。
リチャード・ジェンキンスをたっぷり拝められるのが嬉しいなぁと。
ジェンキンスはチョイ役だった『バーン・アフター・リーディング』でも
とても良い味を出していたんですよね。
名古屋での公開は7月中旬なので、もう少しだけ我慢しなくては…。
>Fakeさん
『レスラー』のオープニングのカメラワーク、良かったですよね。
なかなかミッキー・ロークの顔を映し出さないのですが、
それだけで伝わってくるものがあるというのが、うん、プロの仕事だなぁと…。
ラストショットも見事にキマッていました。
最近の映画では珍しいほどに装飾を拒否した映画ですが、
それによって人の魂という重要な部分が直に感じられたと思いますね。
マイケル・ベイは…あぁ、そう言えば『バッドボーイズ2バッド』という
全てが過剰な映画も撮ってましたねー。
確かに興味は破壊にしかないのかもしれません。
エジプトの場面には本当に呆れました。
でもこういうのが全世界で大ヒットというのが、なんだかなぁ…。
オスカーの作品賞候補拡大は…ホントこれで娯楽作が弾かれたら、
余計に世間は冷めて見てしまうだけだと思いますね。
今のところ『カールじいさんの空飛ぶ家』は大丈夫かな…。
『ゴシップガール』はその内日本でも地上波でやってくれないでしょうかね。
結構過激という話も聞きましたが、そのあたりで敬遠されると無理かな。
レスラー
投稿者:
Fake
投稿日:2009年 7月 1日(水)01時21分31秒
こんばんわ。
「レスラー」には、完璧に打ちのめされました…。ミッキー・ローク、ホント素晴らしいです!
冒頭しばらく、彼の背中をひたすら追い続けるカメラ。背中で語るというのは、こういうことなんだなと。それとは対照的に、真正面からロークを捉えたラストショットは、神々しさすら漂っていて、まさに役と完全に一体化した煌きの瞬間を目撃した気分です。
試合場面での体の傷みはもちろん、心の痛みまで生々しいほどダイレクトに伝わってくるダーレン・アロノフスキーのリアルに徹した演出もケチのつけようがありません。
でも、この映画を完璧にしたのは、マリサ・トメイの存在があってこそなんだろうな〜と。
「トランスフォーマー リベンジ」は、もう全てが過剰!「バットボーイズ」もそうでしたが、マイケル・ベイって人は、続編だとさらに調子に乗っちゃうのか、その暴走に失笑すらできず、ただポカーンとするほかなかったです…。
オープニングの中国での国土侵犯バトルから一気にテンション下がりましたが、Yoshiさんもご指摘のエジプトの場面で無神経さここに極まりという感じでした。あのスピルバーグでも、コントロールできなかったのかなと。
それと、前作でも思ったことですが、結局ベイの興味は"破壊"にしかないんでしょうね。メカへの愛情は微塵も感じられず、単なる破壊道具にすぎないという…。
そんななか、股○の上に頭を乗せるという、いかにも監督が好きそうな下ネタにちゃんと付き合くれたミーガン・フォックスの株はちゃっかり上がっていきそうです。
作品賞候補の拡大、僕は今のところ否定派です。どうしたって、候補の価値は下がってしまいますよね。今年の「ダークナイト」の例もそうですが、良くも悪くも我が道を行く選択基準が、オスカーの面白さだと思うので、それを勘案して予想する楽しさは減ってしまいそうです。でも、10本に拡大してもなお娯楽大作が弾かれるなんて状況になったら、それはそれで突っ込む楽しさは増えるような気もします…。
「ゴシップガール」組は今押せ押せ状態ではないでしょうか。チェイス・クロフォードは、先日のピープル恒例の「セクシーな男性」ランキングのトップでしたし…。正統派な顔立ちなので、日本でも受ける可能性は本当に高そうです。個人的には、男優陣ではベン・バッジリーが1番面白いかなと。
クリエイターが「The O.C」のジュシュ・シュワルツなので、話の大まかな展開は似たようなものなのですが、仮住まいが超高級ホテルだったり、リムジン乗り回したりと、こちらの方がさらにハイソな世界で、毎回笑っちゃうくらい、豪華なシチュエーションが用意されてます。
と言いつつも、僕はレイトン・ミースター目当てなのがほとんどなのですけど…。彼女のカチューシャをポイントにした品のいいお嬢様ファッションが1番の見所かも…。
愛を読むひと→扉をたたく人
投稿者:
pytti panna
投稿日:2009年 6月29日(月)18時57分57秒
愛を読むひとを見ました。
あんな伏線が生きてくるのか!と、ノンバーバルな部分の演出に感心しました。
ケイト・ウィンスレットも、ハリウッドの不自然に若々しい中年よりも、
自然に年輪を重ねた身体という感じがして、生き物としての肉感を感じました。
少年も、外見からドイツ人っぽくて(イメージですが)よかったと思います。
ですが、Michael Bergはせめてミヒャエル・ベルクであってほしかったです。。奈津子女史…
最近赤丸急上昇中のリチャード・ジェンキンスの扉をたたく人が、気になっています。
「9.11以降扉を閉ざしたアメリカ社会…」のようなタグはお腹いっぱいという感じですが、
リチャード・ジェンキンスがジャンベを叩く姿を見に行こうと思っています。
大好きな監督である西川美和の「ディア・ドクター」も公開されたので、そちらも楽しみです。
オスカーも変わりますね
投稿者:
CPA
投稿日:2009年 6月29日(月)08時34分59秒
先日「スラムドッグ$ミリオネア」を
これまた地元映画サークルの上映で見てきました。
躍動感あふれる、熱い映画でしたね〜。楽しめました。
今年はけっこう劇場で作品見ていますが
上半期の私のベストは今のところ「ミルク」か「グラン・トリノ」かな。
「レボリューショナリー・ロード」や「フロスト×ニクソン」とか
見られていないのですが・・・あと「ヤング@ハート」とかストーンズの映画とか
良質のドキュメンタリーに出会えたのも収穫でした。
FYCボードもさっそく書き込みしちゃいました。
さて、オスカーで作品賞ノミネート数の増加
名誉賞の発表の変更など
色々変わっていますが、ちょっと寂しい気も・・・
偉大なるマンネリがオスカーの楽しみでもあったので・・・
(この前の授賞式の、俳優部門の発表の仕方もしかり。それはそれで面白いですが。)
監督賞の価値が上がって、作品賞ノミネートの価値が下がりそうな予感。
名誉賞は、今までオスカーをとれなかった人への
お詫びの意味もあるので、やはり授賞式当日に讃えてあげたい気もしますね。
トランスフォーマー リベンジ
投稿者:
Yoshi
投稿日:2009年 6月28日(日)05時08分55秒
編集済
を観る。監督はマイケル・ベイ。ゲンナリ…。
サーヴィス満点のつもりなのか、やたら派手になっているけれど、
それを強調すればするほど大味な印象に…。
特にバトル場面が嫌だなぁ。
何が起こっているのかさっぱり分からないし、画面が汚いこと汚いこと。
やりたい放題のエジプト場面にはもはや怒りが…。
エジプトの方々、怒っていいと思ふ。宣伝なんかにはならないでしょうよ。
シャイア・ラブーフ、このシリーズになるとどうも冴えない。
なんか顔がやたら長くなって見えた。
ミーガン・フォックスはラブーフと常に一緒なので必然的に
出番が増えていたけれど、お色気担当以上のものなし。
(でも駆け出しのスター特有のフレッシュさはよろし)
ごひいきジョン・タトゥーロの出番が増えていたことに驚く。なぜ。
そしてタトゥーロとラブーフが案外通じるものがあることに気づいて、驚く。
>乳母さん
劇場で63本…やっぱり映画は劇場で観るのがベストですから、
映画人たちは喜んでいるはず!この調子で後半も攻めましょう…フフ。
『岸辺のふたり』は…未見なんですが、
おぉ、なんと1年間も上映されるのですか。
ちゃんとお客さんは入っているってことですよね。
短編映画はなかなか観る機会がありませんが、
出来映えの良いものは、短い中にアイデアがてんこ盛りなので、
案外充実感も大きいんですよね。
この映画も機会があれば観てみたいです…。
『幸せのセラピー』は…なんとアーロン・エッカートは太って登場ですか。
まあこの人はスターというよりは性格俳優なので
分からないでもないですが、そうかー、カッコいいところも観たかったなぁ。
ジェシカ・アルバは…まあ、演技力を求めている人は
あんまりいないと思うので、良いのではないでしょうか。
>FFさん
オスカーの作品賞候補数が増やされたのは…多分、大衆性のある作品が
ノミネートされることで、賞への興味を引きつけたいからでしょうね。
でもおっしゃるように、監督賞候補に挙げられなかった作品賞候補作は
扱いが軽くなってしまいそうな気がします。
僕はこれまで同様5作品で十分な気もするんですけどねぇ。
『愛を読むひと』で個人的に面白かったのは、
中学生妄想日記的部分なので、あんまり深くまで考えなかったなぁ。
…というか、それが良いことなのかどうか別にして
この話では考える必要性をほとんど感じません。
作り手もそこまで意識しているとはどうしても思えないし…。
メロドラマのバランスを崩すと物語を最後まで観られなかっただろうなぁと。
描き方次第でもっと物語の奥に潜んでいるはずのテーマを
くっきり浮かび上がらせることもできたでしょうけど、
そうすると話自体を最初から作り直さないといけなくなるような…。
邦題については…作品を実際に観ると、僕は悪くはないと思いますね。
>ジョンさん
オスカーも最近は色々試みていますね。
やはり視聴率の低下をなんとか食い止めたいのだと思います。
作品賞候補数を増やすのは…僕もイマイチピンと来ません。
ただし、候補数が増えることで娯楽作が救済されるのであれば、
まだ増やした甲斐があるかなぁと思います。
今年で言ったら『スター・トレック』や『カールじいさんの空飛ぶ家』
『The Hangover』あたりがノミネートされるのであれば面白いかなぁと…。
もしそうではなくて、いかにもオスカーを狙った作品が
候補に挙がることが増えるのであれば、つまらないなぁと。
こればかりは候補が発表されるまでは分かりませんけどね。
『アパルーサの決闘』がDVDスルーになったのは寂しかったです…。
スターの揃った映画なのになぁ…。
やはり西部劇という点が敬遠されたのでしょうね。
アメリカでもそうですが、日本だと輪をかけてこのジャンルは受け難いですから。
ただ、同じ西部劇であるラッセル・クロウとクリスチャン・ベールの
『3時10分、決断のとき』はようやく劇場公開が決まりました。
この明暗はどこで決まったんでしょうか…。
映画業界もお金が回ることで成り立っているので仕方がない面もありますが、
なんとか劇場で観られる作品が減らないで欲しいものです。
オスカー
投稿者:
ジョン
投稿日:2009年 6月27日(土)22時28分20秒
オスカーも新しい時代に突入しようとているのでしょうか
作品賞の数増やしたり、名誉賞を変更したり。
でも、私的には作品賞を10にするのは反対です。だって、予想のしがいがないもん。確かにダークナイトやウォーリーのようなこれまでどこか冷遇されてきた作品にもチャンスが増えるのは嬉しいです。でも、5作と限られていたからこそ、アカデミー賞という名前に価値があるような気がします。
GG賞のようにコメディ枠として設定するならまだいいけどなぁ。
話は変わりますが、エドハリス氏の新作、DVDスルーになったんですね(泣) yoshiさんの感想で知りました。 はぁ、悲しい、公開楽しみにしていたのに。やっぱり今の時代には西部劇は売れないと判断されたのでしょうか
映画界の商業主義のせいで色んな作品を見る機会が奪われるようで不愉快でなりません。
作品賞候補
投稿者:
FF
投稿日:2009年 6月26日(金)23時32分42秒
作品賞候補が10作品まで拡大ということで、アカデミーは『ダークナイト』を落選させて
しまったことに相当あせってんじゃないかと個人的に妄想しているわけですが、
これは吉と出るか凶と出るか。こういう「新しくしよう」という姿勢
(先祖がえりでもありますけど)はよくわかるし、僕自身はそのこと自体に批判的では
まったくないわけですが、それでもなんとなく凶と出そうな気が…。
監督賞は5人までとなると、監督賞とかぶっていない5本以上の作品は、
ノミネートされ損というか、そんな扱いになりそうな気がして…。
Yoshiさんの『愛を読むひと』についてのコメント読みながら思ったのは、
やはりこの作品への批判の肝となるのは、「筆舌に尽くしがたいものをメロドラマとして
描くのはどうなのか」っちゅーことなんだろうな、ということです。
誤解のないように言っておくと、メロドラマじゃなくて重厚なドラマだったら
よかったのかというとそういうわけではなくて、重厚なドラマとしてでも描いちゃいかん、
というよりもどんな形で描いても描ききれないでしょ?ということかなと。
とはいうものの、僕自身は、この映画は原作超えをしたな、と思っています。
二人が関係を結ぶまでの描写が、「え?これって中学生妄想日記?」と吹き出しそうになった
という事実はさておき(をい)、これは結局、ミヒャエルたちの世代を批判した話なんだろうな、
と後ほど勝手に納得したわけです。彼らの世代は、親にあたる世代を痛烈に批判したわけですけど、
本来は彼らの必死になって向き合わなくちゃならなかったんじゃないのか?というのが
この映画の問いである、というのが僕の解釈です。きっとほとんどのこの世代のドイツ人は、
「あれはとんでもないことだった、許せない」と断罪だけしたんだろうけど、
(そして、そう向き合えばよかったのかわからなかったんだろうけれども)
「あれはとんでもないことだった、どうしてこんなことになったんだろうか」と本当は
問うべきだったんでしょう。ミヒャエルは、なんとかそう問えるかもしれないと思いつつも
結局問うことができなくて、本当は手紙を書くべきなのに朗読をし続けたんでしょうね。
きっと今のドイツ人の多くは、手紙を書くどころか朗読されしないんだろうな、と
思うと、あれ?案外、この邦題間違ってないかもしれないと思えてきた。
でも、やっぱり「愛」だけはなにかが大いに違っている気がします…。
「岸辺のふたり」など
投稿者:
乳母
投稿日:2009年 6月25日(木)17時03分18秒
少しご無沙汰しています。
もうすぐ今年も折り返しですが、劇場で見た映画は63本。
このままだと年間120本ペースなので、やややりすぎかも。
最近いたく感動したのは、
2001年アカデミー短編アニメーション賞受賞した『岸辺のふた』。
セリフはない8分間の作品ですが、
描かれる物語は、叙情的でしみじみ心に残ります。
新宿武蔵野館という映画館で、3分の短編「アロマ・オブ・ティー」と併せて
昨年12月から1年間モーニングロードショーしてます。
『幸せのセラピー』は気楽に観られる娯楽作ですが、
あんな映画のために(悪い意味ではありません)、
さえないメタボ腹の中年男に肉体改造する
アーロン・エッカートって、やっぱどうかしてると思います!
いや、彼のことは大好きなんですけど。
ジェシカ・アルパはいつもどおりキュートですが、
出演者中図抜けて演技が下手なので、そーゆー意味でもちと浮いてる感じ。
アンコール上映で『ラースと、その彼女』を今頃見たのですが、
繊細で優しい映画だと思いました。
以上は、新着順91番目から100番目までの記事です。
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